会社員の方は年に1回健康診断受ける方が多いと思います。
自覚症状がなくても健康診断等で異常が発見されると驚きますね。
心電図検査の結果で「洞性不整脈」(どうせいふせいみゃく)と診断されてびっくりした方も多いと思います。
どんな症状なのか調べてみました。
洞性不整脈とは
洞性不整脈(どうせいふせいみゃく)とは、心臓のリズムは正常なのに、興奮の間隔が一定ではなく、乱れているような状態をいいます。
また、「洞性不整脈」は非常に身近に起こるもので、危険性のない不動脈のようで、怖がる必要はないようです!
要は健康な人でもよくみられる症状で、呼吸をするときに、大きく息を吸って止めると脈拍が上が、息を吐き出すと、逆に脈拍が下がるといった呼吸性不整脈の一種です。
この様に普通に生活していても起こる事がある症状なので、心配の必要は有ないようです。
洞性不整脈の原因は?
普通の不整脈になる原因として多いのは、心筋梗塞や心筋症など、心臓自体の疾患があげられます。
また、肺や甲状腺に病気がある人や高血圧の方も不整脈になりやすいようです。
ただし、洞性不整脈には、これといった原因はないようです。
洞性不整脈は病院へ行く必要はある?
「洞性不整脈」は症状が軽い為、普通に生活しているレベルでは気になる事はありまりないようです。
然し、心拍数が標準値を逸脱するような状態になった場合は、注意が必要です!
注意が必要な「洞性不整脈」の原因としては、
高齢(加齢)が原因となる「洞性不整脈」
高齢(加齢)になるほど、「洞性不整脈」の数は増えていくようで、主な症状としては、脈が遅くなる「洞性徐脈」があるようです!
また、30歳を過ぎてくると、1日数回の不整脈が見つかることがたまにあるようですが、特に気にする必要はないと言われています。
心臓疾患が原因で起こる「洞性不整脈」
「洞性不整脈」は心臓の電気系統の故障なので、心臓病に関する症状が出た後では不整脈といったものが出やすくなるのが普通です。
甲状腺機能亢進症での「洞性不整脈」
甲状腺とは、甲状腺ホルモンを分泌する器官の事をいい、この甲状腺ホルモンが、身体の代謝を司るホルモンで、身体には必要不可欠なホルモンですが、このホルモンが異常に分泌されてしまう症状が、「甲状腺機能亢進症」と言う病気です。
甲状腺機能亢進症が起こると、脈拍が異常に高くなる頻脈状態となり、この状態が続くと心臓へ負担がおおきくなり、その結果として不整脈を発症させることになります。
洞性不整脈は治るの?
不整脈の症状のうち、
- 脈は正常で規則的でありながらも速くなるのが洞性頻脈
- 脈は正常で規則的でありながらも遅くなるのが洞性徐脈
どちらも洞房結節に問題があると考えられています。
洞性頻脈はほとんどの場合、心臓以外の体の調子にって出る症状なので、治療する必要はないようです。
健康な人でもアルコール、発熱、運動や精神的緊張などによって症状が出る事があります。
ただ、心不全や甲状腺機能亢進症に関連して症状が出る場合は注意が必要ですので、健康診断などで洞性頻脈を指摘された場合は、全身の精密検査を受ける事をオススメします。
不整脈は、30歳を過ぎるとほとんどの人に出る症状といわれます。
つまり、不整脈があっても、それが重篤な問題となる人はほとんどいませんが、自分の不整脈がどのようなものなのかを、一度病院で調べておくと安心ですね!
自分で脈を触りながら、深く息を吸込んでみてください。
脈が速くなります。
次に息を深く吐いてください。
脈が遅くなります。
これが洞性不整脈ですが、軽度なものは誰にでもあるので、あまり心配する必要はありません。
こうした拍動の間隔の乱れが特に目立つ場合は、洞性不整脈として治療対象になります。
この症状が少し目につくといった場合は、健康診断で洞性不整脈という診断結果になる事が多いようです。
ストレスや疲労をためない、睡眠を十分にとるなどの健康管理も、不整脈の予防と治療につながります。
まとめ
診断結果をみると不安になりますが思っているよりも大丈夫そうですね。
ただ生活に支障をきたす場合や。何かおかしいと感じた時は病院へ言って再検査が必要になりますので注意です。
自身の健康管理にも気をつけていたいですね。